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【投資期間の切り取り方】期間別の投資結果について考える

突然ですが質問です

下の金融商品別のある期間のリターングラフを見てください。

あなたならどの商品に投資しますか?

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  1. 青線で書かかれた商品は開始直後から右肩下がり、その後ようやく回復しほぼプラスに転じたところで急落しています
  2. 赤線で書かかれた商品はやや乱高下しながらも右肩上がりで2.3倍ほどまで上昇しています
  3. 黄線で書かかれた商品は穏やかに右肩上がりで1.5倍程度まで上昇

 

どうでしょうか?このチャートだけみれば2番の商品に投資したいと考えますよね。3番のように緩やかな右肩上がりもいいかもしれません

 

 

 

では次に下記情報を追加して、もう一度、同じグラフをみてみましょう

 

1:US Stock Market(米国株式)

2:Long Term Treasury(長期米国債券)

3:Short Term Treasury(短期米国債券)

 

10年:2000~2010 (配当再投資)

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そう、およそ10年の間に2000年代初頭のドットコムショック2008~2009年のリーマンショックという二つの株価暴落を含む期間の米国株式クラスと長短債券クラスのチャートなのです。この10年間は株式投資家受難の時代でしたね。

 

 

 

リターン・リスクは以下のようになります

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最大ドローダウン約50%は強烈です。資産が半分になる恐怖に耐えられますか?

株式100%投資しているという事はこういう状況に陥る可能性があるという認識が必要です。しかも50%下落がありながら年率期待リターンはわずか1.2%です。これは厳しい状況だったと言わざるを得ません。そして逆相関0.2~0.4を保っている債券クラスの有意性を認識できるグラフだと言えます

 

このように期間の切り取り方で投資した金融商品がどのような動きになるかは大きく異なります

 

他の期間ではどうでったのしょうか?違う期間も見ていきます 

 

 

期間別アセットクラス検証

記事執筆時点から過去10年(2008年~2018年)

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こちらも株式はリーマンショックによって約50%ダウンしていますがその後は右肩上がりで順調に回復し2014年には長期債に並び、その後は株式がパフォーマンスで上回ります。年間期待リターンは約8%。ただこの期間程度だと圧倒的に株式有利とはいえないですね。債券クラスの逆相関は0.3程度です

 

このように同じ10年でも切り取る期間によって結果が完全に異なるわけです。10年程度のスパンでみると投資開始が2000年(私の場合、これに該当)と2010年だと大きく結果が変わります。

 次は少し期間を長くとって20年でみてみます

過去20年:1998年~2018年

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 先ほどの2つのグラフを足し合わせた期間ですが、まだ。株式が圧倒的と言えません。やはりドットコムショックとリーマンショックの2つが足を引っ張っていますね。債券の働きも同様です

 

過去40年:1978年~2018年

さらに長く40年です

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ここまでの期間になると株式の長期投資の有効性がしっかりとみてとれます。シーゲル教授が200年という歴史の中での株式投資の有効性を証明しましたが40年でもはっきり確認できます。また単純な数値だけでいうと債券の逆相関でなくなりわずかながらプラスに転じます。長期では債券など持たずに株式だけでリターンを最大化できるという主張はここにあるのでしょう

 

まとめ

いくつの期間を時間軸を変えながら見ててきました。

最後の40年のグラフを見れば株式投資の有意性は確認できますが、投資への時間感覚は個人差があります

実際、長期投資と言いながらも最初から数十年単位の投資期間をしっかり想定できる人などは少ないのはないでしょうか?

また用途や期間でお金を色分けすべきではないという意見も聞きますが、私個人としては生活費、教育費、老後資金などはやはり管理する時間軸が異なると認識しているので今回みたような結果から株式、債券、他を適切なリスク・リターンで組み合わせて資産形成を図りたいと思います。

もちろん、あくまでも過去の結果であり未来はわかりません。また近年は株式と債券の相関性も崩れていると言われていますので難しいところです

 

ツイッターでフォローさせていただいている@shovetさん(株と仮想通貨で早期退職)が紹介しているピクテ式投資セオリーでも資産クラスと投資期間の関係性が書かれているようです。参考になります 

 

 

 

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