米国ETF比較シリーズです
前回の米国ETF関連記事ではバンガード・米国高配当株式ETF:VYMとバンガード・米国生活必需品セクターETF:VDCを比較しました
VYMを購入候補にしていたのですが、過去10年ではVDCのパフォーマンス(というか下落耐性)がよかったので一躍、私の購入候補上位に躍り出ました
今回はVYMに対して配当にフォーカスしたもうひとつのETF
バンガード・米国増配株式ETF:VIG
をVDCと比較してみます
高配当銘柄と増配銘柄というVYMとVIGをポートフォリオに組み入れている方も結構多いと思います
バンガード・米国増配株式ETF:VIG
詳細はバンガード社とのサイトに譲るとして概要だけ確認します
経費率
経費率は0.08%と小数点2ケタ台と非常に低く長期にわたって保持するにあたり十分な低コストと言えます
組み入れ上位
マイクロソフト:MSFT(13年)を筆頭にジョンソン&ジョンソン:JNJ(54年)、ペプシ:PEP(44年)、スリーエム:MMM(58年)など世界を代表する名だたる企業が名を連ねます
(○年)は連続増配年数
マイクロソフトは連続増配年数こそ平凡ですがここ10年で約4倍にまで配当を増やしています。そういった連続増配銘柄で構成されるETFがバンガード・米国増配株式ETF:VIGなのです
VDC vs VIG
パフォーマンスを比較です
青色:Portfolio1がVDC、赤色:PortForlio 2がVIGです
配当再投資です
前回VYM比較時同様VDCが勝ります。とはいえVIGも配当再投資しながら10年保有すれば約2.5倍にもなる優良ETFです
配当金比較
配当金比較です
これもVDCが勝ります。VIGも10年で配当が2.7倍になっていますがVDCは4倍になっています
まとめ
連続増配銘柄ETFのバンガード・米国増配株式ETF:VIGをバンガード・米国生活必需品セクターETF:VDCを比較しました
10年バックテストによると期待リターン、下落耐性ともVDCがVIGより優れるという結果になりました。今のところ高配当系ETFとしてすでにiシェアーズ・コア 米国高配当株 ETFを法済みなので、とりあえずはVDCを購入する方向で進めようと思います