ARCC 配当利回り10%に
小額ですが保有しているARCCが配当利回り10%になりました
株価が下がったということです
リセッションが予想される中で金融系であるこの銘柄が下がる事の意味はなんでしょう?
ARCC詳細
米国最大規模のBDCである ARCC:Ares Capital Corporationの詳細についての過去記事です。
BDCについてはREITの企業融資版と思えばなんとなくイメージできるかもしれません
配当利回り10%超へ
直近3年ほどのチャートです
10月以降の米国株下落の余波で下落し12/18現在の株価は15.17ドルとなりました
ここ数年の配当金は1.52ドル(四半期0.38ドル)の為、配当利回りは10%の大台となりました
といってもこの水準は2016年以来の事でさほど特別な状況ではありません。
2016年前半には12ドル代も記録しておりリーマンショック時にはなんと3ドル代まで暴落しています
しかしながらそのリーマンショックも大幅な減配も無く乗り越えており、暴落時に購入できれば超高配当利回りも期待できます
平時でも9~10%という高配当利回りですが、基本的に増配を期待できないうえ、株価上昇によるキャピタルゲインも望めません。
よってコア投資銘柄にはなりにくいですのですが配当補完戦略銘柄として高配当ETFのPFFと合わせて保有を検討していました
10月の下落時に少量打診買いしましたが、購入価格は約16ドルなのでマイナスです
2020年頃までにリセッションが想定され金利も上がる中、景気循環のこの段階で、金融関連であるこの銘柄が今後もジワジワ下げていくようだとメンタルを試されますが、どこかのタイミングで買い増しを検討する予定です
グロース株投資によるリターン補完戦略であるGAMANと対極にある、このような守りの投資も行いリスク・リターンを管理できればと思います
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グロース株に投資によるリターン補完戦略GAMAN に関する記事です
配当補完戦略のもう一つの要。優先株高配当ETF:PFFの記事です
高配当株式ETFといえばHDV