6ヶ月経過した楽天・インデックス・バランス・ファンドの状況を確認
2018年7月に設定以来、およそ半年が経過した楽天・インデックス・バランス・ファンドの現在の状況を確認してみます
楽天・インデックス・バランス・ファンドとは
楽天・インデックス・バランス・ファンドは全世界株式ETFであるVT:バンガード・トータル・ワールド・ストックETFとBNDX:トータル・インターナショナル債券ETFを買い付ける投資信託です
株式:債券比率ごとに株式重視型、均等型、債券重視型の3つのパターンがあります
信託報酬は比率ごとに以下のように設定されています
楽天・インデックス・バランス・ファンドの6ヶ月チャート比較
設定来、約6ヶ月のチャートです
比較の為、全世界株式投信である楽天・全世界インデックスファンド(楽天VT)も表示しています
2018年以降、米国市場を含め全世界株安となり12月末にはー15%以上の下落となっています
その中でも楽天・インデックス・バランス・ファンドは債券の安定性により株式重視型でもー10%程度、債券重視型ではー5%程度の下落に留まっています
上昇局面ではリターンは抑えられるものの下落相場に安定感を発揮するのがバランスファンドの特性です
楽天・インデックス・バランス・ファンドの過去擬似チャート比較
半年だけでは分からないので、過去のデータで擬似的に再現したチャートも確認してみます
株式のみでは20%程度の下落は普通にあり、リーマンショック級ではー50%の大暴落にもなります
直近の過去20年に関しては債券を半分以上のバランス投資でも株式重視型に大きく劣ることはありませんでした。
それでいて債券重視型は最大の下落幅はー20%程度ですんでいるのでリターンよりも資産の値動きの安定を重視するのであれば、インデックス・バランス・ファンドは有力な選択肢となります
純資産はやや伸び悩み
競合としてはセゾングローバルバランスファンドがあります。実績もあり人気の投資信託です。
こちらは株式:債券比率が5:5しかなく、また信託報酬も高めな為、楽天・インデックス・バランスファンドを選択するメリットは十分あります
ただし、純資産額はじわじわと増えているものの、最も多い株式重視型でも2018年1月時点で5億円とやや伸び悩んでいるのが不安材料です
それでも楽天証券の積立設定ランキングでは株式重視型、均等型、債券重視型がそれぞれ20位、 43位、27位と一定の支持を得ており今後も少しずつ純資産も増えていくでしょう
楽天・インデックス・バランス・ファンドを現況確認まとめ
- 投資初心者でも株式以外にも分散投資できる
- 2018年10月以降は下落局面となる中、債券ありバランスファンドは安定
- 純資産額が最も多い株式重視型でも5億円と伸び悩み
過去の株式投資の歴史を紐解くと大暴落の後も数年かけて株価が戻る事も期待できます。
なので淡々と積立を継続したり、長期にわたりしっかり保有できれば株式投資のみで問題はありませんが、何度かおとずれる調整局面や、景気後退局面で資産が半減するという状態に耐えられるでしょうか?
実際、そのような状況で積立を止めてしまったり投資を止めて退場してしまう人も多いと思われます
そのような人に対応する選択肢のひとつがが債券クラスを組入れた楽天・インデックス・バランスファンドです。
その人ごとのリスク許容度に応じた株式:債券比率のバランスファンドを選択する事で長く投資を続ける事が出来て将来の資産成形につながるのです
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