家計支出の見直し
ただ家計簿をつけているだけでは家計改善はできません
つけないよりは、はるかにましですが記帳した数字を眺めていても改善にはつながりまんから分析と対策の検討が必要です
PDCAサイクルでいうCの部分ですね
そこで今回は集めた支出データを元にABC分析を行ってみます
ABC分析とは
ABC分析 (エイビーシーぶんせき)とは「重点分析」とも呼ばれ在庫管理などで原材料、製品(商品)等の管理に使われる手法である。在庫の資産としての価値などの評価(重要度)別に段階的な管理手順を適用する。この手法は品質管理におけるパレート分析に類似している
wikipediaより
品質管理やマーケティングなどでも活用されるABC分析ですがパレート図と呼ばれるグラフを作成して行います
パレート図は値の大きい順に項目を並べた棒グラフとその累積を折れ線グラフで重ねて表示したグラフの事です
この値の合計の70~80%を占める項目をランクA、80~90%を占める項目をランクB、残り90~100%の項目をランクCと重点度合いでランク分けすることからABC分析と呼ばれます
このランクAの80%は上位の項目20%が占めるという20:80の法則(パレートの法則)も有名です
実際の我が家の2018年の支出をもとにパレート図を作成してみます
2018年の家計管理まとめ記事です
支出割合パレート図
今回の我が家の支出の場合では比較的なだらかな累計グラフとなり20:80の法則には当てはまりませんでした
それでも上位20%となる4項目で45%の支出を占める結果となりこの項目を削減する事が家計改善の第一歩となりそうです
我が家の支出上位4費目は以下のとおりです
- 教養・教育費
- 食費
- 住宅費
- 自動車関連費
これは家計の4大支出と言われる住居費、教育費、自動車費、保険費のうち3つがそのまま当てはまりますね
教育費に計上しているほぼ半分は保育園代なのでカットできるものではありません。
3歳になれば無償化の対象となりますが、それまでは仕方ないですね
3人目なので多くの自治体独自で実施している補助を期待したいところです
エンゲル係数で知られる食費割合は11.5%です
総務省の統計局の家計調査による二人以上世帯の平均的な食費割合20~25%という数字から見れば抑えられているという事にはなりますが、子供が育ち盛りになるつれて上昇が心配です
支出の仕訳データ
次のそれらのどのような品目の割合が多いかなどさらに明細を分析していいけばより問題点が明確になると思います
食費の場合は我が家では感覚的にお菓子って多いってわかっていますけど(笑)
とは言ってもレシートの品目をすべて入力するのも大変です。写真撮影するタイプのものも、まだまだ精度に問題があります。
そこで電子マネーやカード決済したスーパーなどのPOSデータ相当のデータをダウンロードできる仕組みがあればいいのになと思いました
検索するとそれっぽい仕組みはあるものの品目を仕訳する目的のもので普及している仕組みは見つかりませんでした
あとは食料品とお菓子などの嗜好品でカゴを分けて、別々に精算するという方法も考えられますが、意外にこれも面倒ですね
とりあえずはレシートから自力でチェックしてみるしかなさそうです
現状は共働きで買い物は1週間にまとめ買いしているのでレシートは月に4、5枚ですから、一度総チェックして問題点を浮き彫りにしてみてもいいかもしれません
何事も見える化は必要です
家計支出をABC分析まとめ
- 教育費、食費、住宅費、自動車関連費で上位4項目で支出45%
- 支出割合最も多い教育費も聖域化せずに見直せるところは見直す
- A:アクションとして食費の明細データの対応を検討する
ABC分析といったほどのデータ分析ではありませんでしたが状況が明確できました。
子育て世帯の一般家庭の例にもれず教育費、食費が上位を占めるいう結果です
教育費関連については3人の子供の保育、教育費などで最低限はやむを得ない支出です
習い事などは無理に続けさせる事はしていませんが本人にやる気があるならば継続はさせてあげたいと思います
住宅費は戸建てのローン返済になります。
資産価値や流動性の問題はありますが自分自身が生まれ育った土地で家族のサポートを受けながらの子育てできる環境を得ることは、それらに変え難いQOLを得ていると思っています。
支出削減としてはローン減税の終了に向けて低金利のローンに借り換えるなどできる事はあるので現在も検討中です
自動車は地方なので移動に必須ですが、内容は見直す余地はあると思っています
今年は13年ぶりに妻の車を買い替えたので燃費も改善し月々のガソリン代も下がり、車検時の重量税免税など少しは費用の削減になる予定です
無理せず少しずつ見直していきたいです
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