生涯にかかる自動車費用は3,000万円以上
少子高齢化に加え、若者の自動車離れやカーシェアリングなど出現により国内販売が低迷する日本の自動車業界。地方ではまだまだ生活に必須な自動車ですが生涯にどれぐらいの費用がかかっていると思いますか
ちょっと計算してみます
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車両費
車も国産軽自動車から高級外車までピンキリですが、ちょっと背伸びするぐらいの車両を選択してみます。
20歳から70歳まで7年おきに買い替え
- 買い替えは7年おきに買い替え
今どきの日本車は10年余裕で乗れます。7年乗り換えは贅沢に思えましたが、2015年統計での保有期間(使は用期間)6.9年をもとに設定
買い替えプラン
- 20歳・・・中古で100万円の車。頭金なし3%5年フルローン
- 27歳・・・中古で200万円の車。頭金100万円。残りは3%5年ローン
- 34歳・・・新車250万円の車。一括支払
- 41歳・・・新車300万円の車。一括支払
- 48歳・・・新車350万円の車。一括支払
- 55歳・・・新車350万円の車。一括支払
- 62歳・・・新車200万円の車。一括支払
維持費
前回記事で詳細を調べましたが自動車保険以外の費用をまとめて計上しました
- 年間20万円
とします 。自動車税など税金,車検代、燃料代年間10万円など
自動車保険
万一の備える任意自動車保険には必ず入りましょう
この自動車保険が若いころにはかなりの負担になります
一般的に補償する年齢に制限する特約により料率が変わります
SBI損保の場合、下の表のようになります
参考:車の保険料の相場、初めての場合はどれくらい?SBI損保
20歳以下の平均保険料は掲載していなかったので、小型普通自動車ホンダフィットを例に実際に見積もりしてみました
車両保険や各種特約ないシンプルプランでも
35万円!!
保険だけでも毎月3万円も支出です
これを21歳以上保障条件に変えるだけで
半分以下の
13.8万円
になりました。月々1万ちょっとの支払でなんとかなりそうです
今回はこちらの数字を25歳までの保険料とします
生涯自動車費用
ではこの金額を元に単純に合計してみます
20歳から70歳までの50年間でなんと
3,000万円オーバー!
単純に年間60万円という計算になりました
車両代
もっとも費用がかかった車両代ですが
- 車種を小型クラスにしたり、グレードを下げる
- 中古車にする
などの費用を抑える選択の余地があります
維持費
維持費は車両を変えても意外に下がりません。それでも
- 軽自動車にする(税額軽減)
- ハイブリッドなど燃費のいい車にする
などで税金や燃料費を節約して維持費を削減したところです
まとめ
サラリーマンの生涯賃金が2億~3億円とすると
生涯稼いだお金の1割以上を車に支出している事になります
車を保有するという事って大変なんです
地方はまだまだ自動車社会ですが、車を保有するという事についていろいろ見直す必要がありそうです