1月に自宅屋根の太陽光発電の2018年についてまとめました
こちらは昨年まとめた設置来のデータ記事です。これに2018年分を追加しました
太陽光発電設置概要
設置来の総発電量
設置後の総発電量は約28,700kwになりました。特にトラブルはなく8年間順調に発電しています
発電量の推移です。近隣地域の日照時間の平均値もデータに追加しました
※2010年は1か月未満なので除外。2011年、2012年は総発電量のデータが行方不明の為、総発電量から2013以降の発電量を引いた数字を2年間に均等に按分しました。その為、2011年、2012年は同じ発電量になっています
少しずつ落ちる発電効率
グラフツールの最小二乗法によって求めた回帰直線から単純に計算すると年間約2%弱ほどづつ効率がおちている事になります。
通常は0.2~0.5%程度の劣化率といわれてるので少し劣化率が高いように思います
特に2015年以降は日照時間は増加しているにも関わらず発電量は減少しています
自宅屋根の瓦一体型太陽光パネル
総売電料
8年間での総売電量は約83万円になりました。
新築時の設置費用が約130万円ですから、このままの売電料なら7年ほどで回収できる計算です。
また発電した電気をそのまま消費する事により電気代自体がも抑えられているのでそれをあわせればもう少し早い回収となります
パワーコンディショナーの寿命は10年~10数年と言われ交換費用 1台10~20万円前後発生する可能性もあります
また固定買い取り価格制度2年目の48円/1kwhという高い固定買取り価格も10年目で終了になり単価が下がる為、費用の回収は現実的に厳しいでしょう
蓄電池が安価になれば、自宅消費を優先にし買電も抑えるため導入を検討したいところですが、現在国に補助金もなく蓄電池自体がまだ高価な為しばらくは見送りです
蓄電池は災害対策にもなるので費用が下がれば検討したいところです
太陽光発電実績まとめ
- 日照時間増を考えると発電効率は低下
- 固定買取10年も残り2年
- 蓄電池も検討
- 一番のメリットは子供へのエコ教育
日照時間比での発電量悪化は気になるところですが想定より若干早く発電効率が落ちているようです
この状況の中いよいよ太陽光発電2019年問題も近づいてきました
私が建築したハウスメーカーでもオーナー向けに太陽光買取を行う予定で参考資料が届きましたが11円/kwhという価格でした。最近の情報からすると市場平均は8円/kwh程度なのでいい方ではありますが、現在の価格や当初の想定よりはやはり低い買取価格です
対応策のひとつとしては蓄電池の導入ですが、先述のようにまだまだ高価です。価格が下がってくれば災害対策とあわせて導入を検討したいと思います
もともと投資目的ではなく剰余分を売電する節約目的の太陽光発電ですが、無事8年目を終えました。
費用面では太陽光発電2019年問題も気になるところですが、太陽光発電導入して一番よかったのはやはり子供への教育面です。
発電や消費量が一目でわかるので節電意識も働きますし、それを通じて環境やエコにつても興味をもってくれます
しばらくは情報収集しながら様子をみたいと思います
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