自宅屋根の瓦一体型太陽光パネル
太陽光発電2018年実績
自宅屋根に設置した太陽光発電の2018年の実績まとめ。売電量、発電量、消費量についてまとめました
2017年単年と過去のまとめ記事はこちら
2009年10月に開始された固定価格買取制度(当時は余剰電力買取制度)2年目の2010年に新築した注文住宅に3kwの太陽光パネルを屋根に設置しています
太陽光発電設置概要
太陽光の概要は以下の通りです
- SHARP製パネル 3kw
- 約50万円/kw、国補助金;7万円/kw (住宅メーカー補助金別途?)
- 地域:東海地方
- 8年経過
- 剰余買取
- 固定買い取り単価 48円/1kw
- オール電化・蓄電池なし
月次売電推移
※補足追加:売電振込み月ベースです。実際の発電している月は前月という事になります
日常使用分を補いながら追加で総額8.1万円ほどの収入になりました。月平均にすると6,600円ほどです
全量買い取りではないので生活に使って余った分を電力会社い買い取ってもらう剰余買取契約です。よって生活状況により売電量が大きく変動します
そして当然ながら発電量自体は季節要因の影響が大半を占めます
年間でもっとも発電効率がいい時期は暑すぎず寒すぎず日照時間が長く冷暖房の使用しない春~夏前の4~6月、次に秋ごろ9、10月になります
実際2018年も6月の売電ピークでした
あとは天候不順や台風など純粋に自然の影響を受けるのでこればかりはどうしようもありません
生活状況の影響ですが例えば我が家の場合、1~3月に前年比を大きく下回っているのは妻が育休中で自宅に居る時間が長かったからです。
夏休みとなる8月も長男が前年に学童保育を退所して家にいる時間が増えて冷房費がかかった結果なのが明確に読み取れます
年間発電量・消費量前年比較
前年と総合データを比較します。発電量単位はkw
日照時間は気象庁から近隣地域の平均値で算出しています
一昨年(2017年)と比べると
- 発電量:0.1%アップ
- 消費量:3.7%アップ
発電量
月別に見ると前年比との差異も大きかったものの年間トータルの発電量はほぼ前年並みでした。
発電量に影響するのは下記の2要素です
- 日照時間
- 太陽光パネルの効率
2018年は日照時間が8%もアップしているの対して発電量は変わらずでした
となるとパネルの劣化が気になるところです。劣化に関しては一般的には毎年0.25~0.5%程度は劣化すると言われていますが、それ以上に悪い数値となります
10年間はメーカーが最大出力下限値の90%を保証しているので一度保証内容詳細を確認してみる必要もありそうです
消費量
電力消費量は微増でした。
発電ピークの昼間に人が誰もいないのが理想ですが特に暖房費がかかる1~3月に妻が育休中で自宅にいる時間が多かった為消費量が増えています
その事を考えると年間で消費量4%弱の増加で済んだという結果は悪い数字ではありません
太陽光発電2018年実績まとめ
- 発電量は前年並み
- ただし日照時間増を考えると発電効率は悪化
- 消費量微増
- いよいよ2019年問題が迫ってきた
日照時間比での発電量悪化は気になるところですが、日照時間も地域の平均値なので多少の差異はあると思います。想定より若干早く発電効率が落ちているのでしょうか?気になるところです
2018年は妻の育休復帰と生活環境の大きな変化もあり、電力消費量に影響はあったはずですが、消費量の変化は想定される範囲でした。
太陽光発電2019年問題
現行制度としては2009年11月年に始まった固定買取(当時1kwhあたり48円)の契約をされた方が10年目となり2019年に固定買取が終了します。いよいよこの太陽光発電2019年問題が迫ってきました
終了といっても当初の固定買取契約が終了するだけで売電できなくなるわけではありませんが、買取が継続されるにしろ大幅に減額されると予想されている問題です
経産省エネルギー庁のサイトで確認できますが基本的には蓄電池、エコキュートや電気自動車で自家消費するか、電気事業者に相対・自由契約で剰余電力を売電するかを選択する必要があるのです
蓄電池はまだまだ高く、かつてあった国の補助金も2019年時点ではない状態です(自治体によっては有り)、電気自動車もまだまだ一般的ではありません
相対契約による売電も例えば2019年新規契約が1kwhあたり24円なので、仮にこの金額と同等としても半減です。これも新規契約なので目安に過ぎず実際の買取金額は未定ですが1kwhあたり11円なども言われています
2019年4月以降に大手電力会社が順次買取メニューを発表していくようなので今後の動向に注目です
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参考にしたサイト